士業がWEBマーケティングを実施するときに覚えておきたい事

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士業の競合相手は増加している

特定の士業に限らないのですが、士業の有資格者は増加しています。

単純ですが、毎年国家試験が実施されており、業務を行っていない有資格者は除いておくとして、登録して士業を名乗ることのできる上限が決められていませんので、士業は毎年数の違いはあるものの、増加傾向はある程度続くことでしょう。

新規開業者が増加するということは、既存の事務所・法人にとっては、競合相手が増加していくということになります。

また、1つの士業の世界だけでなく、日本に存在する士業の業務の垣根が少なくなっているだけに、他士業とも競合関係になっていることを忘れてはいけません。

また最近ではAIの進化にともなって、士業とは全く関係ない株式会社も士業がこれまでおこなってきた業務の分野に参入してきていますので、今後の競争はこれまで以上に激化すると予測しておいて間違いはないのではないでしょうか。

では次項からはWEBマーケティングを実施する際に覚えておきたいことを紹介していきます。

インターネットは集客が得意なものと苦手な分野が存在する

一見インターネットは万能の存在に感じられてしまい、ホームページを開設してWEBマーケティングをうまく実施すれば、どのような業務でもお客様からの依頼は増加するに違いないと考えているかもしれません。

しかし、得意不得意というものはどれにも存在しており、インターネットにも不得意なものが存在しているわけです。

特に士業の場合には、サービスをお客様に提供している事実においては、他のサービス業と変わりはありませんが、ネット通販のように無数の商品を販売しているわけではありません。

ですので、どうしてもお客様を集めにくい分野があることは理解してWEBマーケティングをおこなうことは売上を上げるために非常に重要となってきます。

ネット集客に不向きな業務のホームページをSEO対策なども完璧にして公開したとしても、そもそもネット集客に向いていないわけですから、効果がほとんどないという残念な結果を迎えてしまうことになるわけです。

自分の業務がネット集客に向いているかを確かめる方法

あなたの事務所でおこなっている業務が、WEBマーケティングをおこなうことで効果的にお客様を集めることができるかどうかを判断する方法は、以外と簡単なものです。

Googleが提供しているキーワード検索に使用可能なGoogleキーワードプランナーを使用してみましょう。

Googleキーワードプランナーにキーワードを入力すると、月間平均検索ボリュームというものが表示されます。

指定したキーワードだけでなく、関連するキーワードも表示されますが、月間検索ボリュームを把握することで、あなたのキーワードが集客できるキーワードであるかどうかを判断できるわけです。

WEBマーケティングをおこなうにはホームページを所有しているでしょうが、アクセスがなければそもそもマーケティングを実行しても効果は期待できません。

そのためにも、業務に関連したキーワードがどの程度検索されているかどうかを見極めることは、WEBマーケティングをおこなう上で非常に大切なことであると覚えておきましょう。

検索されており、お客様が集めやすい業務とは??

報酬価格が安い業務

報酬価格が安い業務に、WEBマーケティングによって依頼が集まりやすいのは、あなたの日常生活でお金を使う場面を考えると自然と答えがでてくるのではないでしょうか?

値段が安いということは、悪い表現をすれば、例え依頼先が何かしらの失敗をしたとしても、お客様が損をする金額が少ないため、リスクをあまり感じないということがあります。

余程の富豪でない限りは高額なものを購入するには、躊躇してしまうもので、その事実は士業の業務であっても変わることはありません。

報酬価格が安ければお金の負担も心理面の負担の両面が軽くなりますので、結果としてWEBマーケティングを実施することで、お客様の依頼を集めやすくなるのです。

依頼が1回と短いスパンで終了する業務

依頼が1回で終わる業務も前項で解説したように、リスクの低さや心理面での負担の軽さからWEBマーケティングの実施によって、お客様の依頼を集めやすいものとなります。

各士業によって1回で終了する業務はあると思いますので、開業直後にとにかく一定額のキャッシュフローを確保する必要がある場合には、1回で終了する業務を多くこなすことで、開業直後で資金面が厳しい場面を乗り切ることができる可能性は高まるでしょう。

検索は多いものの、依頼になかなか繋がりにくいもの

高額報酬が要求されるもの

価格の高いものに人間が躊躇してしまうことは上記でも説明していますので省きますが、お客様にいきなり高額な報酬についての情報を、お問合せの返信時のメールや電話で伝えてしまうとかなりの確率で、体よく断られてしまう可能性があります。

ただ、他の士業も含めて仕事の完了までに時間が数か月かかるような業務はどうしても存在していますから、そのような大きな仕事の場合にはメールや電話で済ませるのではなく、お客様と実際に対面してお話をし、業務について理解をいただくことで、依頼に繋げていくといいでしょう。

高額報酬を支払う相手には信頼感と安心感を求めるのは当然のことですので、あなたの存在をお客様に知らせるための方法を会って話す以外にも考えてみてください。

顧問契約のように毎月自動的に報酬が発生するもの

士業で顧問契約が多いのは弁護士や税理士、社会保険労務士になるでしょう。

顧問契約は毎月支払う金額はそこまででなくても、年間のコストとして算出してみると結構な重さになるものです。(毎月5万円と計算しても年間60万円になります。)

会社は特にコストにはシビアですので、その経費が本当に会社の発展のために必要かどうかは厳しく吟味されます。

顧問をお客様が依頼するということは、会社やお客様が保有している情報をあなたと共有することになるわけですから、信頼感は先ほどの高額報酬以上に大切なものになってきます。

ですから、顧問契約を仕事として依頼していただきたい場合には、いきなり顧問契約を提案するのではなく、最初に信頼できる相手であることを証明するためにも、いくつか業務をお受けした上で、今後は顧問契約でいかがでしょうか?と提案していくといいでしょう。

依頼されやすい業務を発見するために

WEBマーケティングをおこなって、ホームページからお客様に依頼を多くいただく業務を見つけるために、まずはあなたの取り扱い業務を棚卸する必要があります。

棚卸をしたあとで、今度は業務に関連するキーワードを並べてみましょう。

キーワードが思いつかない場合にはGoogleキーワードプランナーを利用して参考キーワードを見つけることも1つの方法となります。

実際にキーワードが決まったら、Google・Yahoo!の検索窓にキーワードを打ち込んで検索結果を確認してみてください。

広告が画面の一番上部に表示されますが、広告が多いとうことは競合も多いということです。

特に「会社 設立」のようなキーワードではライバルだらけで、価格競争のチキンレースとなっている業務も存在しています。

ですが、キーワードによっては広告も少ないか存在せず、ライバル士業のホームページも少ない分野が発見されるはずです。

説明していることは、本当に地道な作業だとは思いますが、この作業をして実際の状況を把握しているかどうかで、WEBマーケティングの結果が大きく変化することだけは、忘れてはいけないのです。

まとめ

士業は取り扱うことのできる業務が広いために、幅広く活躍をすることができるといわれています。

ですが、あまりの幅広さに市場の動向を見失ってしまうと、せっかくのWEBマーケティングも意味をなさないものとなってしまうことには十分に注意が必要となるでしょう。

高難易度業務と呼ばれる、多くの士業が手を付けるのを躊躇する業務に積極的におこなっていく勇気を持つことも、これからの士業にとっては他の士業との差別化のためにも大切なことではないでしょうか?

WEBマーケティングには効果があることは間違いないですが、効果に大小があることを理解して、できるだけ大きな効果が見込める分野を見極める力は、専門家であるあなた自身のアンテナにかかっているともいえるのです。

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