リーダーシップのある士業はほとんどいない<前半>

経営・マーケティング

1人で仕事をするリスク

 
1人でやっている限り、持続性というのはなかなか担保されません。お客様への安心を提供する士業として、1人でやっていることは、大きな矛盾をはらんだ状態です。
 
1人でやっているあなたが、何かのアクシデントで仕事できなくなったらどうなりますか?仕事の引き継ぎ、ログなどはちゃんとありますか?
 
お客さんにとって、生命線となるような重要な仕事をする士業も多くいます。その仕事の特性上、1人で事務所を行うということのリスクについては考えねばいけません。(僕のお客さん先でも、1人事務所でとにかく忙しい事務所が多数あり、業務で事故が起きた場合などどうするのか?ご本人に何かあった場合、どうするのか?とても不安になります。)
 
士業の人は、視座が悪い意味で、変な、間違えたバイアスによって低くなっている方が多くいます。人を雇うなんてと思っている士業は多数います。視座を上げなくてはいけません。お客様第一主義を掲げているのであればなおさらです。人を雇うことが目的なのでなく、また雇っていることが偉いわけでもありません。よいサービスを提供するためには人が必要になってくる可能性が高いと言いたいのです。
 
全ての士業事務所の存在目的は、他の事務所よりもお客様によいサービスを提供することだけです。事務所をスタートさせた、あなたの役割は、お客様に対して質の高いサービスを安定供給、持続的に供給することです。そのための仕組づくり、CFづくりをしていくのであなたの仕事です。
いざ採用しようとなったとしても、ほとんどの士業事務所はワンマン事務所です。そのため代表は、自分のやりたくない仕事を任すための採用を繰り返します。そのため、代表が頑張り続ける事務所が出来上がります。(代表が頑張ることは当たり前なのですが、人が増えれば増えるほど、代表は大変になっていくのがこの事務所の典型です。また、離職が激しく、代表との温度感がハンパありません。)
 
このようなルーティン業務の切だしというのも採用で担保すべきことなのですが、もう1つ代表には抜けている大きな視点があります。それは、自分よりも優秀な、また自分にはない力を持っている人、経営サイドの人を採用しようという視点です。
 
代表は自分が全てだと思っていますが、全くそんなことはなく、むしろ代表がいることが大きな弊害だったりするわけです。
 
自己否定をどれだけできるのか?
 
これが代表の役割であり、自分よりも優れた人を本気で採用にかかるように士業事務所がならないと、ワンマン事務所からの脱却や、持続性のある現代風の事務所はなかなかできません。
 

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