競争の激しい税理士の世界で生き残るためのホームページ戦略

税理士ホームページ WEBマーケティング

税理士は士業の中でも登録者数が多いため、非常に競争が激しい業種となっています。

その中で、独立開業したあなたの事務所が生き残るためには、独立しても依頼いただける既存顧客以外にも、新たな顧客層を開拓しなければ、事務所としての経営に問題が発生してくる可能性が高くなってきます。

現在の新規顧客獲得の方法として最適なものは、ホームページを開設して運用することとなるでしょう。

ただ、ホームページは作って公開してしまえば、あとは放置していても、いつのまにかお客様がくるようになるといった、魔法のツールではありません。

ホームページを窓口にして、お客様から依頼をいただけるようにするには、あなたが事務所のホームページ戦略をしっかりとたてて、行動にうつす必要があるのです。

ここでは、税理士事務所のホームページ戦略について考えていくことにしましょう。

税理士事務所のホームページの失敗パターンを理解しよう

実際に、ホームページを同業事務所が作成している事実を参考にしてホームページを公開したものの、いつまでたっても反応がないと困っている事務所は数多く存在しています。

上記のような状態になってしまうと、ホームページを余計に放置してしまい、さらに問い合わせや集客効果が悪くなってしまうという、負のループに陥ってしまうこととなります。

負のループに陥ってしまうと、せっかくお金のかけてまでホームページを公開した意味がなくなってしまいますので、これから作成しようと考えている方や、現在のホームページを何とかしなければと思っている方は、税理士事務所のホームページで、陥りやすい罠を以下に紹介しますので、参考にしてみてください。

事務所の紹介だけでは意味はない

ホームページを公開しているのに、効果がないと悩んでいる多くの事務所が同じようなスタイルのページを公開しています。

それは、事務所および税理士の自己紹介とサービス案内のみをホームページのコンテンツとしていることです。

サービス案内や事務所紹介を掲載することは悪くはありませんンが、ここでホームページを閲覧するお客様の気持ちになって考えてみましょう。

お客様が税理士を含めて士業のホームページを閲覧するときは、ほとんどが何かの悩みを解決したくて困っている状況にあります。

そして、悩みはお客様ごとに異なり、サービス案内に定型的に書かれている内容では、実際に自分の悩みをこの事務所に依頼した場合に解決できるかどうかが判断できないために、依頼にまでつながりにくいという原因にもなってしまうわけです。

税理士の報酬はスーパーやコンビニの買い物のように、気軽に支払える額ではありませんから、お客様は依頼までに非常に慎重になって判断していることも忘れないようにしなければいけない部分でしょう。

税理士もサービス業である以上は、税金面の問題でどのようなことにお客様が困ることが多いのかを把握したうえで、きめ細かい説明を含んだコンテンツを掲載して、お客様の信頼と安心をホームページ上で勝ち取っていかなければ、ホームページを有効活用していることにはならないでしょう。

「まずはお電話またはメールでお気軽にお問い合わせください!!」ではなく、簡単な疑問はホームページのコンテンツを閲覧することによって解決するレベルのホームページでなければ、依頼にはなかなか繋がらないことを理解して、ホームページを運用していくことが重要になってきます。

ホームページ上で信頼と安心を与える方法

税理士事務所でホームページからの集客を成功させるためには、信頼感と安心感を持たれることが非常に重要なポイントとなります。

極端かもしれませんが、税理士事務所であれば、扱えるサービスはどこも同じものを扱うことができるわけです。(得意不得意などは除いてできる範囲という意味です)

サービスで同業事務所と差別化をしても、業務内容を知らないお客様にはなかなか伝わりません。

となると、信頼感と安心感を与える最適な方法は、税理士であるあなた自身を商品・サービスと見たててアピールすることになるのです。

誰が業務をおこなうのかをアピールしよう

税理士事務所は、実際の業務以外に、税理士本人も商品であるという認識を持つことが必要となるでしょう。

実際にあなたが依頼する立場になったと仮定してみて、どのような税理士であれば、自分の悩みについて、お金を払ってまで相談したいと考えるでしょうか?

業務について優秀で、知識不足の依頼者に対してもわかりやすく説明してくれることも大切ですが、それ以外にも人としてそもそも信用に値する人物であるかは、依頼する際の最重要なポイントになるのではないかと思います。

人は信頼ができない相手には、本音を話さないですから、あなたが本当にお客様の立場にたって相談を受けて業務をおこなうことのできる、税理士であることをアピールすることは、非常に大切な事であるいえるのです。

信頼感と安心感をあげるためにホームページでできる事

税理士が扱う情報は、個人でも法人でも、外部に漏れてしまうことは厳禁の機密情報の場合がほとんどとなります。

そのような大切な情報を提供してでも、税理士に依頼しようと考えるわけですから、そこには信頼感と安心感が必須なことは当然といえるわけです。

以下で、信頼感と安心感をお客様にあたえるために必要な、ホームページのコンテンツについて解説しますので、現在のホームページと比較して追加や修正などを考えてみてください。

トップページに写真を掲載しよう

ホームページから集客を考える場合には、写真の掲載は非常に重要なポイントです。

理由は、ホームページを閲覧している人のほとんどは、実際にあなたと会ったことがない人であるからです。

ですから、あなたの写真を掲載して、お客様のイメージしてもらうことで、信頼感と安心感を与えることに成功すれば依頼にも繋がりやすくなるでしょう。

写真を掲載しているホームページは以外にあるものの、トップページではなくスタッフ紹介や代表挨拶など、トップから一段階進まないと見れないページに掲載していると、写真の効果が激減してしまいます。

写真はホームページにアクセスしたら、誰でもわかる位置に掲載することが、効果をあげるためのポイントになるのです。

プロフィールはあなたを判断する重要材料

写真と同じくらい重要なものが、税理士のプロフィールとなります。

写真だけでは、どうしても情報不足になる部分を、プロフィールを詳細に記載して補うことで、あなたのイメージをさらにプラスへと加速させることが可能になります。

プロフィールに掲載する内容としては、新人であればこれまでの経歴、既に税理士の実績があるのであれば実績は細かく掲載しましょう。

また税理士事務所以外にも会社を経営していることや、NPO法人などに参加して社会貢献活動をおこなっているなど、あなたが信頼される情報は全て掲載するようにしてください。

また、新人の状態で掲載することが少ないのであれば、これから税理士としてお客様に対してどのような想いでサービスを提供したいのかを、お伝えするといいでしょう。

想いに共感した方からは、信頼も得られますし依頼をいただく可能性も出てきます。

お客様の声は絶対に掲載しよう

プロフィールは、どうしてもあなた自身が自分について書くものですから、自画自賛になりやすいのは仕方のないことです。

ですから、自画自賛に陥ってお客様に本当かどうかを疑われないためにも、既に業務の実績があるのなら、お客様の声をいただいておき、ホームページには個人情報に配慮し、お客様の了解をいただいたうえで、掲載するようにしましょう。

第三者が、この税理士事務所をどのように判断しているかは、同じような悩みを抱えている方への大きなヒントとなってきます。

ホームページのデザインはシンプルに

ホームページのデザインや色も予想以上に信頼感や安心感に関わってきますので、気をつけて作成しなければいけないポイントとなります。

ホームページは見た瞬間の一瞬で印象が決まりますので、「見にくい」「手作り感がある」「色使いが信頼感に欠ける」などを感じさせると、コンテンツを充実させても、そもそも見てもらえないのですから、無意味になってしまいます。

税理士は税金問題を業務として扱う以上、信頼感と安心感を高めておく必要がありますので、デザインとベースの色には十分にこだわって、お客様が安心して依頼できるホームページを完成させましょう。

税理士の中の1つの業務に特化したホームページを作成しよう

税理士には、税金関係でたくさんの業務が存在しています。

ですが、ホームページに全ての業務をおこなっていることを説明してコンテンツを作成してしまうと、悩んでいる人に何をやっているのかがわかりにくい問題がでてしまいます。

また何でも屋のように判断されてしまうと、実際にはそうではなくても、専門性が低いのではないかと判断されてしまう可能性もあります。

税理士でホームページを作成するのであれば、まずは1つの業務に絞ったホームページを作成することをオススメします。

税理士試験に合格して、一定期間は他の事務所で実務経験を積んで独立開業している方の多い税理士ですから、多くの方は、全ての業務に得意不得意はあるものの対応するだけの能力は有しているはずです。

ですが、ホームページで集客を実現し、事務所の収益を上げようと考えるのであれば、お客様のターゲットを考えて、そのターゲットに向けたホームページを開設することは大原則です。

加えて、コンテンツの充実や、広告の出稿などもおこなう必要がありますので、1つの業務に絞って専門の税理士であることをアピールするほうが、検索エンジンの評価も高くなりますし、広告を出稿する場合でも、表示されやすくなってくるわけです。

原則的には1業務につき1ホームページを作成することが、より効果の高い方法だと言われていますので、経験を積んで多くの業務に精通すれば、より多くのホームページを運用できることになります。

ですが、独立開業したばかりですと、業務の不安もあるでしょうし、何しろ資金面でいきなり複数のホームページを作成することは厳しいでしょうから、まずは自身が柱にしたい業務に絞って、ホームページを作るといいのではないでしょうか。

コンテンツに出し惜しみは厳禁

税理士は税制の改正など、多くの情報がありますので、コンテンツの作成は思った以上に大変だと思われます。

ですが、税制の改正や、法律で税金の扱いが変わるなどといった情報を提供されても、税金面の素人であるお客様には、あまり参考になりません。

それどころか、分かりにくい情報ばかり掲載していると判断されて、他の事務所のページへ去っていく可能性もあるでしょう。

コンテンツはわかりやすいことが大前提ですから、税理士の世界だけで通用する専門用語は極力さけて、一般の方に話してもわかる言葉でコンテンツを完成させることを心がけましょう。

また、あなたがお客様の立場になったときに、現在掲載しているコンテンツが読みたいものであるかどうかを判断することも重要です。

あまりに主観が入って自分の書いたコンテンツを判断できない場合には、家族・友人・知人などにコンテンツの評価を客観的にしていただくことも、新たな気づきがありますので、オススメの方法です。

まとめ

今回は、独立開業した税理士がホームページを作成するために、忘れてはいけないポイントについて解説してきました。

税理士は数が多いだけに、競争が激しい士業になります。

だからこそ、あなた自身をアピールして、お客様からの信頼を勝ち取ることで、事務所の業績をあげていけるようになっていただければと思っています。

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