難関突破で司法書士開業!!実際の開業時に覚えておく営業手法とは?

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既に司法書士試験を突破した方や、現在試験勉強をしている方は、理解しているでしょうが、司法書士は、士業の国家資格の中でも、非常に合格率の低い難関資格とされています。

直近10年の合格率の推移を見ても、おおよそ3%前後で安定しており、100人に3人しか合格しない、非常に狭き門となっています。

ただ、難関資格だから試験に合格すれば、開業後はバラ色の未来が待っているかを言われると、現実はそこまで甘いものではないことが、これから開業しようと考えている方には、なかなか厳しいところでしょう。

司法書士として将来的に、あなたの事務所を継続していくためには、営業戦略を考えて効果的にターゲットとなるお客様にアプローチしていくことが重要となってきます。

ここでは、開業時に覚えておくと失敗する可能性が低くなる、司法書士事務所の営業について考えていきます。

司法書士の仕事を理解しよう

不動産登記は司法書士に依頼することが浸透している

最近では、カードローン会社やクレジットカード会社に対する過払い金請求についてテレビなどで大々的にCMを行っている、司法書士法人がいくつか存在していますので、意外に思われるかもしれませんが、司法書士の大きな仕事は不動産登記に関するものとなります。

不動産登記の手続きとは、家や土地などの不動産を売買したり、持ち主が亡くなって遺産相続が発生した場合などで所有者が変更するなど、法務局に存在する不動産登記簿の名義変更を、お客様に代わって行うことで、司法書士のメイン業務といわれています。

実際に不動産の名義変更を経験した方であれば、司法書士事務所に依頼した方が多くいらっしゃるでしょうが、別に不動産登記をおこなうことができるのは司法書士に限られていると、法律で決められているわけではありませんので、名義変更を個人でおこなったとしても全く問題はありません。

ですが、車の名義を家族の誰かに変更する場合の書類のように、知識があまりない人でも作成できるものではないことが司法書士を必要な存在にしているのです。

相続であれば、遺産を相続する権利のある相続人全員を特定しなければいけませんし、不動産自体でも、不動産にくっついている各種の権利関係を調査しなければいけないなど、知識がない方にとっては、苦痛以外でしかない手続きが山のように存在しています。

上記のような理由から、不動産の権利関係に関して登記の必要が発生した場合には、司法書士にお願いする場合が、ほとんどになっているようです。

簡易裁判所であれば司法書士にも代理権が存在している

裁判に関わるものは原則的に弁護士の独占業務とされています。

しかし、法律改正によって、司法書士には簡易裁判所に限定されていますが、代理として裁判をおこなうことができるようになりました。

簡易裁判所で取り扱う民事事件の中で、訴額が140万円以下の債務処理についてのみ、司法書士が代理人となって裁判をおこなうことができます。

この制度は、簡裁訴訟代理等関係業務と呼ばれており、簡易裁判所でおこなれる調停・支払督促・即決和解などの業務でお客様の代理人をつとめることが代表的なものといえるでしょう。

上記の制度が導入されるまでは、金額に関係なく裁判は弁護士となっていましたが、依頼する立場のお客様にとっても、依頼先が弁護士以外に司法書士にも広がったことで選択肢が増加したことはメリットとなっています。

特に不動産問題でトラブルになって裁判にまで発展した場合でも、司法書士に依頼していれば、簡易裁判所で問題解決ができる場合には、わざわざ弁護士に依頼しなくてもいい部分は、大きな魅力となるのではないでしょうか。

あなたが実際に簡易裁判所で裁判をおこなうためには、司法書士になったあとで、認定司法書士の資格を取得しなければいけません。

司法書士になれば、いきなりできるわけではありませんので、そこだけは注意しておきましょう。

事務所をどのようにアピールしていくか?

他の士業との連携を考えよう

アナログ的な方法としては、訪問営業であったり、チラシを配るなどがありますが、どれもターゲットではない人にアプローチする可能性の方が高いですから、効果は労力と比較すると圧倒的に低くなりますので、元から手法として排除しておくべきだと思われます。

司法書士であれば、業務のターゲットではない方に爆弾を投下するように営業をするよりも、他の士業との業務の連携を模索したほうが、結果としてスムーズに進んでいく可能性が高いのではないでしょうか。

不動産関連であれば、宅地建物取引士(宅建士)との連携をおこなうことで、仕事をお願いされる機会もあるかもしれません。

ですが、宅建士が勤務しているのは、多くは不動産会社となり、何年も営業をしている会社であれば、何かあった場合に対応可能なように、既に司法書士とは連携している場合が多いでしょうから、新人の司法書士がいきなり割って入ることは、余程のことがない限りは厳しいのではないかと予想されます。

ただ、既存の司法書士の業務に問題があって、いい司法書士がいれば連携先を変更したいと考えていることもありますので、アプローチの手段によっては、あなたが新たな連携先としての立場を獲得することも可能でしょう。

宅建士以外にも、行政書士事務所や税理士事務所とも業務提携することで、お互いの業務を補完できることになりますので、業務の幅が広がっていくことになります。

不動産取引であれば、代金が高額になりますので、多くの場合には金融機関が関わっていることになりますので、事務所の地元の金融機関とコネクションを築いておくことが、将来的な事業拡大には必要なことになってくるでしょう。

そのためには、金融機関に口座を開設しておき、その後で司法書士として今後活動してく旨を報告して時間をかけて関係を構築していくようにしましょう。

司法書士として一匹狼で仕事を全ておこなうのではなく、他の士業と連携して仕事を回す方が結果として、収益に繋がりやすいことは、覚えておくといいのではないでしょうか。

終活ブームの今は司法書士にはチャンス

高齢化社会である日本の特徴かもしれませんが、最近では自分の死に注目した終活がブームのようになっています。

相続の問題は終活を考える方にとっては、避けては通れない問題ですので、高齢者が集まりやすい場所に参加して、定期的に交流をもっておくことも重要になってくるでしょう。

あくまでも信頼関係を構築するための交流であって、いきなり終活時の営業をおこなうことは逆に嫌煙されますので、絶対にやめておきましょう。

仕事のためではなく、あくまでも交流していて、有益な知識をくれる人であるという認識を相手にもたれることが信頼に繋がり、結果として依頼になると覚えておきましょう。

上記のような交流の場では、あなた自身の両親や祖父母に対しての態度を思い出して行動すると、わかりやすいのでしょう。

新人司法書士にはホームページは必須と考えよう

収益を拡大させたいならホームページは必要不可欠

司法書士事務所にとっても、ホームページを運営することは現在では必須であることを忘れてはいけません。

現在はスマートフォンが爆発的に普及していますので、お客様の多くは依頼前には検索して信頼できると考えて、初めて行動に起こす場合が多くなっているからなのです。

ホームページを持っていなければ、営業する範囲は必然的に地元の狭い範囲だけに限定されることとなり、あなたがおこなっているサービスを知っていれば依頼したであろうお客様を逃してしまうことになるのです。

ホームページがなく、活動範囲が限られてしまうと、どうしても収益も限られてきてしまいます。

あなたが独立開業したからには、収益を向上させたいと考えるのであれば、ホームページを開設することは必須事項であると覚えておきましょう。

ホームページに掲載しておく内容

作成するのであれば、ホームページに掲載するべき内容も理解しておきましょう。

ホームページにアクセスしたお客様のほとんどは、あなたのことをホームページで初めて知った方ですので、事務所の場所や、自身のプロフィールなど実在している司法書士であることや、信頼感や安心感を与えるためにも、顔写真を掲載することも考えておきましょう。

また業務内容を決めているのであれば、取り扱っている業務を掲載しておき、一般の方がわかりやすい内容で、業務に関連したコンテンツを作成することで、さらに信頼感を増すことが可能になります。

専門家の方が陥りやすい罠として、どうしても説明する際に専門用語を使用する傾向にありますが、専門用語が理解できるのは、あなたが専門的な知識を持てるような勉強をしたからであって、他の方が全てそのような知識を持っているわけではないことを理解して、ホームページ内のコンテンツを作成しなければいけません。

専門用語を羅列した自己満足なコンテンツばかりを作成していると、本当は大切なことを解説しているにも関わらず、アクセスしたお客様には「わかりにくいページ!!」と判断されて見向きもされなくなる可能性が高くなるわけです。

お客様にとって、もしかしたら業務内容よりも重要かもしれない、報酬額は絶対に掲載をしておきましょう。

報酬が掲載していなければ、依頼した場合にどの程度の請求がされるかが不安になってしまい、問い合わせ自体を躊躇してしまうことになりますので、報酬はホームページのトップページのわかりやすい場所に、見やすく表示することが鉄則になります。

ホームページはインターネット上で、不特定多数にあなたの事務所をアピールするための絶好の場所になります。

せっかくホームページを開設したのであれば、最大限有効に活用できるように、お客様の目線になって必要な情報を考えていくことで、あなたのホームページの完成度は徐々に高まっていくことになるでしょう。

まとめ

今回は司法書士の仕事内容から、開業直後に考えておくとよい営業方法までを解説してきました。

難関資格を突破した以上は成功しなければ、せっかくの努力が非常にもったいないことになってしまいます。

ホームページ戦略を練って、あなた自身と事務所をブランディングしていくことで、他の事務所にはない、あなただけの魅力を発信していくことで、司法書士としての成功へ向かっていただければ嬉しく思います。

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